VBAはなくならない
2025年1月
IEのサポート終了とDevinの出現と当店のツール
2022年6月のIE11サポート終了以降、VBAの一部機能が使えなくなることもあり、VBAは無くなってしまうのではないか、当店のツールが使えなくなってしまうのではないか、と危惧される声もございますが、当店ではそのようなことはないと現状では考えています。実際に当店のツールをご利用いただいておりますところでもIEサポート終了後の現在もエクセルで支障なくお使いいただいています。
IE11サポート終了で使えなくなってしまう機能はVBAのIEオートメーション操作等ですが、当店のVBAツールではShellWindowsからのブラウザ操作やWebページのスクレイピングを行っておりませんのでそれによって動作しなくなってしまう心配は現在はございません。実際に当店のツールをご利用いただいておりますところでもIEサポート終了後の現在でも問題なくご利用いただいております。また、当店のツールは、クラウドを利用せずにお使いいただくツール(クラウドを使わない当店ツールのメリット等につきましては『デジタルワークで快適に!』ページの「クラウドは使わずに」をご確認ください)で、クラウド自体をご利用でない皆様へ向けたツールでございますので、今後も既存のVBAをWebBrowserを利用する方式に変更したり、Power Automate for desktopを使用したブラウザ操作の自動化に変更する予定等はございません。
Windows 10以降に搭載された自動化のためのツールは日々進化しIEのようにサポート終了する機能もでてきていますが当店では現時点において今後もマクロVBAは終わらないと考えています。エクセルマクロは「Excel」の中で動き、開発はエクセル画面から専用の画面を開いて行い、そうして出来上がったものの(例えば当店ツールのようなメニュー画面から)ボタン等を押すことで起動するようにできている、というエクセルに特化した面があるからです。また、現在ではコーディングやデバッグまでも行えるDevinというAIソフトウェアエンジニアも出現(2024年12月に正式リリース)していますが、そのAIに、こうしたエクセルに特化したものの開発がどこまでできるのかが現時点では不透明なのではないかということ、そして仮にDevinを導入(リリース当初月額500ドル〜)したとして、そのAIを使うのが人間である以上、その人間がエクセルマクロやVBAについて解っていなければDevinを使いこなすのは難しいのではないかと考えるからです。
Devinはヒューマンエンジニアの一助になると思われますが、社内にエンジニア用員がいない場合やDevinを導入するにあたってのデメリット(月々の費用など)の方が気になるといわれる場合などではDevinの導入よりも当店のツールをお役立ていただくことをお勧めいたします。当店のツールは買い切り型ですので一度の購入で長期的に使うことができます。また、社内で旧バージョンのシステム環境をお使いの場合でもご利用いただけるようファイル形式を選択・採用していますので、お使いのシステム環境等が最新のシステムでないとしても当店のツールはご利用いただける可能性のあるツールとなっております。また、旧バージョンのファイル形式を選択・採用していますので新しいシステムの場合でもご利用いただけます(Windows11で動作確認済ですがご利用の可否はお使いのシステム等により異なりますのでご了承ください)